矯正治療のよくある質問

Q:矯正装置は日常生活に支障はありませんか?

:日常生活にはほとんど支障はありませんが装置に慣れるまでの1~2週間は、口内炎などの痛みや発音にも影響がでることがあります。月1回の調整後は歯の浮いたような感覚があり、ものを噛んだときに歯の痛みを感じますが、3~4日後には軽減します。治療中ずっと痛みが続くのではなく、また痛みで寝れないということもありません。
治療中は装置を壊さないよう、硬いものを前歯で噛んだり、一度にたくさんの食べ物をお口の中にいれないように注意してください。ガムやキャラメルなど粘つくものは、装置にこびりついたり虫歯の原因になりますので、できるだけ避けるようにしてください。

Q:矯正治療中に虫歯になったらどうするのですか?

:虫歯ができた場合には、必要があれば部分的に装置を一時はずして虫歯の治療をしなければなりません。治療期間が長引いてしまうので注意してください。矯正装置がつくと歯みがきの指導があります。毎食後の歯磨きも欠かせませんが、夜の歯磨きは時間をかけ、1日1回細かいところまで汚れをきちんと落とすようにしましょう。

Q:矯正治療のメリットについて教えてください

:悪いかみ合わせは、虫歯や歯周病にかかりやすく一般歯科治療も正確にできないため、長い期間でみるとお口の健康が保てません。80歳で20本の歯を残そうという8020運動の達成者は、歯並びの良い方ばかりです。また、口元の突出や顔の歪みは、口臭や様々な全身の不定愁訴の原因となります。良い歯並びにすることで、健康と若さを保ち自信をもって過ごすことができるようになるでしょう。

Q:症例経験数が多い歯科医院で矯正治療を受けるメリットは何ですか?

:矯正治療は専門性が高く、一般歯科の先生がかけもちで診療行うことは難しいことです。矯正歯科を併設して標榜している医院は、月に数回外から先生を呼んで治療を行っているケースが多く、担当医が変わったりするので、急なトラブルに対応できません。当院ではいろいろな不正咬合に対しても経験豊富で、たくさんの治療方法も熟知しています。できれば、症例経験数が多い歯科医院で矯正治療についてはご相談くただくことをお勧め致します。

Q:治療期間はどのくらいですか?

:患者さんの年齢・治療方法・症状によって治療期間は異なりますが、永久歯列完成後の全体的な治療では、約2年の期間が必要です。その後、2年程後戻りしないように保定する期間が必要です。永久歯列完成前、あるいは部分的な矯正治療では、半年から1年程で終わる場合もあります。

Q:歯並びを治すために歯を抜くことがありますか?

:歯を抜くことはできるだけ避けたいと思っておりますが、症状によっては抜歯のメリットが大きいこともあります。抜歯の隙間は完全に閉じますし、機能的に問題が残ることはありません。抜歯のメリット・デメリット、治療目標や治療方法の違いをよくご理解した上で判断していだきたいと思います。早期治療によって歯を抜かないで治療をおこなうこともできますので、早めに相談されることをおすすめします。

Q:目立たずに矯正はできないのでしょうか?

:表側につけるプラスチック(クリアブラケット等)やセラミックのものは比較的目立たちませんが、裏側に付ける装置(舌側矯正)なら表からは全く見えません。

Q:矯正中は普通に食事はできますか?

:装置をつけたりすると歯が動き始め、数日~1週間位、噛む時に痛みがでます。むし歯の痛みほど強くはないので、痛み止めを飲む方はあまりいません。しかし、食事を摂りにくいのも事実です。

Q:矯正治療中に気をつけることは?

:硬いものや粘つくもの、例えばせんべいやガムなどを食べるのは極力避けましょう。
矯正は歯に接着剤でつけてあるため硬いせんべいなどを食べると稀に矯正が歯から外れてしまうことがあります。
ガムなど粘りつくものは矯正に貼りつき、そこから細菌が繁殖し虫歯や歯周病などになる可能性があります。

Q:悪い歯並びをそのままにしておくとどのような障害が起こるのでしょうか?

虫歯や歯肉の病気になりやすくなります。

乱ぐい歯や八重歯のように歯が重なりあっていたり、かみ合わない歯がある場合、食物のカスがたまりやすく、又歯みがきもしにくく虫歯や歯肉の病気になりやすくなります。

物をかむ脳力が低くなります。

歯並びが悪いと物をかむ能力が低下し、胃や腸などに少なくとも好ましくない影響を与え、全身の健康状態も悪くなることが考えられます。

正しくはっきりした発音がしづらい。

ひどい出っ歯や上下の歯がかみ合わないときやうけ口の場合、正しい発音ができず、特に電話での会話や外国語を話すときには相手に正しい意味が通じないことがあります。

あごの骨の成長を妨げる。

正しいあごの発育に影響を及ぼし、上と下のあごの関係が悪くなったり、左右が対称でなくなったりします。

心理的な影響を与える。

悪い歯ならびを気にするため 子供時代から友達との付き合いも消極的になる傾向があります。

その他

外傷をうけやすいあごの関節や口のまわりの筋肉に影響を与えかみ合わせの病気(咬合病)になりやすく、将来入れ歯やブリッジを入れるときに入れにくいなどの障害が考えられます。

Q:矯正治療はいつごろから始めれば良いのでしょうか?

症状と成長時期に応じて。

悪い歯並びといっても、色々な種類があり、一概に何歳から治療をすべきだということはいえません。悪い歯並びを発見したら、まだ乳歯しか生えていない時期でも、できるだけ早く治療しなければならない場合もありますし、乳歯と永久歯が混在する時期では骨格の成長抑制も期待できますのでその時期に治療した方がより楽な場合もあります。永久歯に生え変わってから一度に治療を行った方が良い場合もあります。

まずは、ご相談を。

歯並びが少しおかしいなと思ったら、すぐにかかりつけの歯科医や矯正歯科医に相談し、診察を受けることをお勧めします。
・部分矯正治療・・・
  問題の部分のみにターゲットをしぼり治療
・第一段階の矯正治療・・・
  乳歯、永久歯が混在する成長もコントロールすることのできる時期の治療
・第二段階の矯正治療・・・
  全体の矯正治療、全ての歯をコントロールする。

大人でも矯正治療は可能です。

大人の方でも矯正治療は可能です。本人の努力と治療方法の適切な選択によって十分に満足すべき結果が得られるのです。

最良の治療の為に。

実際には小さい時に矯正治療を受けておくことが最良の方法で、最良の結果を得ることができるといえましょう。

Q:どんな装置を使って治療するのでしょうか?

最も適したものを。

矯正装置には、取りはずせるもの、固定したままのもの、金属のもの、プラスチックのもの、頭やくびにかぶるものなど多くの種類があります。使用する装置は治療方針に基づき、一人一人に最も適したものが選択されます。

前向きさを大切に。

さて、いざ矯正装置を使うというようになると、少しはめだつ装置もあるために、恥ずかしがったり、友達にからかわれるからイヤだというひとがいます。治療しようと思う前向きさは絶対に素晴らしいことだと思います。「今自分は悪い歯並びを治すためにこの装置をつけているんだ」ということを自覚し、早く良い歯並びになるよう努力することが一番大切なのではないでしょうか。治療が終わってみてやっぱりあの時やってよかったと思えるように一緒に治療していきましょう。

関連項目